エルビウムヤグ(Er:YAG)レーザー治療

エルビウムヤグ(Er:YAG)レーザー治療とは

ドイツ:Asclepion社製(未承認機)

波長2,940nmのエルビウムヤグ(Er:YAG)レーザーは同様の目的で用いられる炭酸ガスレーザーと比較し約10倍の水分への吸収率があります。
表皮に対してミクロン単位の蒸散(剥離)が可能で、周囲にほとんど熱影響を与えないため、 脂漏性角化症などの表在性病変の治療では麻酔の必要がなく、熱凝固による組織変性もきわめて少ないことから傷の治りが早く、色素沈着や瘢痕などの合併症のリスクを減らせるという特徴があります。

治療のリスク・副作用

疼痛、発赤、出血、陥凹

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フラクショナルトリートメント

このような特性をもつEr:YAGレーザーはフラクショナルトリートメントにも適しています。
当クリニックにおけるフラクショナルトリートメントでは250μm×169ドットのスポットを使用します。マイクロスポットにより正常な皮膚を残すため創傷治癒が早く患者様の負担も少なくなります。このトリートメントはコラーゲンの生成・ひきしめの効果を発揮し、肌質、毛穴の開き、シワ、ニキビ痕を 改善します。