“レーザートーニング”とは、QスイッチYAGレーザー「MedLite C6(メドライトC6)」による肝斑の新しい治療法です。
これまで肝斑にレーザー治療は禁忌とされてきました。強力なレーザーエネルギーによって「炎症性色素沈着」が引き起こされ肝斑が増悪してしまうからです。
メドライトC6によってつくりだされる均一なエネルギー分布のレーザーを炎症をおこさせないくらいの弱いパワーで照射することでシミの原因であるメラニンを少しずつ壊し、安全に肝斑を治療することが可能になりました。
お顔全体に照射することによって、肝斑のほかにも開いた毛穴やくすみにも効果があります。
疼痛、発赤疹、色素脱失

ノーダウンタイムのスキンリジュビネーションセラピーです。
ロングパルスNd:YAGレーザーを皮膚から離して中空照射し、真皮乳頭層を加熱、コラーゲンの増生を促し、肌のキメ、ハリを改善させます(陥凹したニキビ痕の改善も期待できます)。さらに真皮乳頭層の微小血管を加熱収縮させ、赤ら顔の改善にも効果があります。
熱感、発赤、腫脹

米国キュテラ社のゼオです。
このマシンの特長はハンドピースを交換することで数種類の異なった施術を可能にしていることです。しかも、日本人の肌質に合わせたセッティングがされており効果的でかつ安全な施術をおこなうことができます。
ゼオの施術のひとつに“ジェネシス“があります。1064nmロングパルスNd:YAGレーザーを標準で6000発程度お顔全体にまんべんなく照射します。このレーザーはシミにはほとんど効果がありませんが、深達度に優れ真皮乳頭層の毛細血管に作用し赤ら顔を軽減したり毛穴を引き締め肌に張りをだしたりする効果があります。にきびでお悩みの方にはイチオシです。
ジェネシスのあとエンビロンスキンケアシステムのビタミンCAパック“クールビタミントリートメント”をおこなえばビタミンC誘導体の抗炎症・美白作用とアルジネートパックによるクーリング効果によって一層良い結果が期待できます。
“ジェネシス”のほかシミ・ソバカスなどにも有効な“ライムライト”、タルミの改善に有効な“タイタン”があり、各施術を組み合わせておこなうことも可能です。

Nd:YAGレーザー 米国:ホヤコンバイオ社(未承認機)
RUBYレーザー 日本:ニーク社製(薬事承認機)
Qスイッチとはレーザー照射の際の特殊な電気的シャッター機能を意味し、このしくみによって、通常のパルス型レーザーの一万分の一程度に照射時間を短縮した高ピークパワーのレーザーを得ることができます。このようにして作られたレーザーは、シミ治療の際に原因となっている皮膚メラノサイトに到達し熱エネルギーとなってメラノソームにダメージを与え、しかも正常組織に影響を及ぼしにくいという理想にかなっています。
当クリニックでは機器の安定性・汎用性からQスイッチNd:YAGレーザーを導入しております。
第1波長1,064nmは深達度が高く真皮メラノサイトーシスや刺青の治療に適しており、第2波長532nmは表在性の平坦なシミ治療に適しています。
よりメラニン顆粒に対する選択制が高いRUBYレーザーもご用意しております。
疼痛、痂皮形成、紅斑、色素脱失、水疱形成

波長2,940nmのエルビウムヤグ(Er:YAG)レーザーは同様の目的で用いられる炭酸ガスレーザーと比較し約10倍の水分への吸収率があります。
表皮に対してミクロン単位の蒸散(剥離)が可能で、周囲にほとんど熱影響を与えないため、脂漏性角化症などの表在性病変の治療では麻酔の必要がなく、熱凝固による組織変性もきわめて少ないことから傷の治りが早く、色素沈着や瘢痕などの合併症のリスクを減らせるという特徴があります。
疼痛、発赤、出血、陥凹

「フォトブライト」はライムライトおよびアキュティップと呼ばれるIPLハンドピースを用いて肌の様々なトラブルや老化による諸症状を改善させる治療です。シミ・ソバカス、小じわ、毛細血管拡張症、ニキビ痕の赤みや色素沈着などが適応です。
ライムライトが比較的広範囲の照射に適しているのに対して、部分的なシミ治療に特化したIPLハンドピース~アキュティップ~はピンポイント照射が可能で従来のIPL治療器では効果が得られにくい薄いシミ・ソバカスや鼻翼外側の毛細血管拡張症などにもしっかり反応します。Qレーザー治療後のようなガーゼ保護が不要で直後からメイクも可能です。
IPL(フォト)治療ではメラニン顆粒を多く含んだ細胞にダメージを与えて、表皮のターンオーバーによってそれらを排出させてシミを薄くします。特に広範囲のシミ・くすみにはライムライトが第1選択になります。お顔全体のライムライトに加えて特に気になる部分へのアキュティップ治療という組み合わせも可能です。
発赤、水疱形成、色素沈着
ライムライトで1回あたりの施術効果を上げたい場合、Aモードという波長特性を用いるのですが、強力なシミとり効果の反面、肌に対するダメージも大きくなります。ライムライトハンドピースの3×1cmの照射面積は広範囲の炎症後色素沈着(PIH)を引き起こす可能性があります。照射径約6㎜でより強力なAモードが使用可能なアキュティップハンドピースによるお顔全体にわたるシミ部分へのピンポイント照射は、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを減らしかつ早期のシミ改善効果を上げる手段として有効です。
焦点式超音波たるみ治療機「ウルトラセルQ+」です。
肌の下にある表在性筋膜(SMAS:スマス)に超音波エネルギーを集中させ熱変性をもたらすことでSMASを引き上げます。・・前立腺がんの治療に利用されるHIFU(ハイフ)(High Intensity Focused Ultrasound)の原理を皮膚に応用した技術です。効果として、
先発機種「ウルセラ」を徹底的に見直し誕生した「イークリップ」、どうぞお試しください。
疼痛、線状発赤、熱傷、一過性神経麻痺

イスラエル:サイノシュア社(未承認機)
世界最大規模を誇るサイノシュア社が開発した体外型レーザーによる痩身機器。
スカルプシュアは1060nmダイオードレーザーを用いて脂肪溶解現象を引き起こします。このダイオードレーザーは皮膚では熱を発生させずに脂肪層のみに熱を発生させる特徴があり、この特徴を生かし、皮下温度を上昇させることで脂肪細胞を破壊し脂肪減少効果を生み出しています。
疼痛、熱感、しこり、熱傷

スカルプシュアは世界初の「体外型レーザー」による痩身を可能にしました。スカルプシュアに搭載されている1,060nmのダイオードレーザーの特徴は下記の通り。
メラニン吸収が低い
全スキンタイプに使用可能
脂肪細胞との相性が良い
深部の脂肪層へターゲット可能
4つのアプリケーターをデザインに合わせて自在に組み合わせ・配置することで、気になる部分にアプローチして脂肪溶解することが可能です。
※下の写真のようにアプリケーターを装着し、機器が自動で照射を行います。

アプリケーターからレーザーが照射されるのと同時に、温度をモニタリングしターゲットとなる脂肪層の温度を42〜47℃に保つことで脂肪細胞を融解させます。
温度モニタリング機能があることにより火傷のリスクを回避することができ、快適に治療を受けることができます。

疼痛、熱感、しこり、熱傷