2018年最初の勉強会はPCLスレッドによるリフティングです。

PCL:Polycaprolactone(ポリカプロラクトン)は生分解性プラスチックの一種で自然界に負荷のない形で分解されるように開発されました。生体適合性を有しており、生体材料処理と滅菌が可能なことから医療用デバイスとして以前から使用されてきました。美容領域においてはその優れた加工性と繊維芽細胞誘導作用からフェイスリフト用スレッドおよびフィラーとして注目されています。

1月21日(日)、東京皮膚科・形成外科 銀座院で開催された最新PCLスレッドのライブセミナーに参加しました。

このような特殊な形状への加工が可能で引き上げ力が強くなおかつ断裂しないという性質はPCLでないと実現されませんでした。

こちらはメッシュ状に加工されたもの。

網目の中に肉芽が形成されヒアルロン酸と比較して長期に持続するフィラーとしての効果があります。鼻筋や眉部に留置することでシャープな輪郭が形成されます。

当院ではN-COG等のPDO製のスレッドリフトは既に多くの患者様に施術させていただいておりご評価いただいておりますが、スレッドと併用でより効果的なイリュージョン注射と合わせて準備が整い次第PCLスレッドを導入したいと思っています。

 

 

折角の東京なのでちょっと足を伸して新宿の居酒屋で反省会。

焼き鳥職人のマスター。

たくさん食べましたが写真撮り忘れました。

リーズナブルで美味しいお店でした。

歌舞伎町、賑やかです。

翌日は午前中から雪。